「作りたい」を実現するチカラ。東京アキバミュージックスクール(TAMS)

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リアルな演奏の打ち込み

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DTMで作った楽曲が、偽物っぽくて機械的に感じることはありませんか?
リアルな演奏に近づけるためには、どうすればいいのでしょうか?

音選びの重要性

例えばベースの音色を選ぶ際に、何を意識して選びますか?
ベースといっても、エレキベース、シンセベース、アコースティックベース、ウッドベース、コントラバスなど、さまざまな種類があります。さらにエレキベースひとつを取っても、プレシジョンベース、ジャズベース、フレットレスベースなどがあり、それぞれ音の太さや立ち上がり、弾き方によるニュアンスも違います。

今作っている楽曲に、どんなベースの音が合うのかを意識する必要があるのです。

ドラムも、アコースティックドラムが合うのか、ドラムマシン系なのか、シンセドラムなのか。ピアノなら、グランドピアノなのかアップライトピアノなのか。

同じ楽器でも、選ぶ音によって楽曲の印象は大きく変わります。「どの楽器を使うか」「どんな音色を使うか」という選択から、アレンジは始まっています。

楽器の組み合わせによって、楽曲のジャンルや方向性も変わります。同じコード進行とメロディでも、エレキギター、エレキベース、アコースティックドラムならロックらしくなり、シンセやドラムマシンを中心にすればエレクトロニックなサウンドになります。

DTMでは膨大な数の音色から好きな音を選べます。だからこそ「とりあえずそれっぽい音」ではなく、その曲に合う楽器や音色を考えてみることが大切です。

「人が演奏している」と考える

音色を選んだら、次は打ち込みです。

まず、その楽器が実際にどのように演奏されるのかを知ることが重要です。知らない楽器なら、YouTubeなどで実際の演奏を見てみるのもおすすめです。
さらに、同じ楽器でもプレイヤーによって演奏の癖があります。少し後ノリで演奏するドラマーもいれば、細かいフィルをたくさん入れるドラマーもいます。

どんなプレイヤーに演奏させるのかをイメージしてみると面白いでしょう。

人の演奏は、完璧にグリッドに合っているわけではありません。少し速かったり遅れたりすることも、人の演奏らしさにつながります。
そこで、ラフクオンタイズでタイミングを少し揺らしたり、シャッフルでノリを作ったり、ベロシティで音の強弱や抑揚をつけたりします。

大切なのは、その楽器をプレイヤーに演奏してもらっているイメージで打ち込むことです。

スナップ通りに音符を並べるだけではなく、若干のズレや強弱、その楽器の演奏法を取り入れていく。
そのトラックにいるプレイヤーの演奏を作る。
そう考えるだけでも、打ち込みの音楽はより生き生きとしたものになっていきます。

 

リアルな演奏の打ち込み