今回は「定位(パンニング)」のお話。
「定位」は音楽のミックスでとても大事です。
定位とは何か
定位というのは音源における音の位置の事です。右なのか左なのか、上なのか下なのか、前なのか後ろなのか、遠いのか近いのか等です。目の前でボーカルが歌っていて(動いちゃえば変わりますが・・・)、右でギタリストさんがギターを弾いていて、左でベーシストさんが演奏していて、ボーカルの後ろでドラマーさんが叩いている、というのを左右2つのスピーカーやヘッドホンで聴いて分かるように処理しておくのです。ボーカルがドラムの後ろで歌っていたり、左右どちらかに全ての音が片寄っていたら・・・聴き難いですよね?
殆どの歌モノのCD音源は、目の前でボーカルが歌っているよう処理されています。主役を一番前の真ん中に位置する事でバランスが良く聴こえます。
実際の定位の決め方
私がミックスする際は、各演奏者のライブでの立ち位置を意識して定位を決めています。例えばいつも向って右側でギターリストさんが弾いているのであれば、CD音源も右側からギターの音が聴こえるように処理します。また、ドラムも、バスドラムの少し右にスネアドラム、更に少し右にハットの音を位置してます(右利きドラマーさんの場合)。
しかし、左右2つのスピーカーで上下前後、奥行きってどうやって処理するの??
と思いませんか?
エフェクトで奥行きを演出する
それはイコライザーやリバーブといった音に効果を加えるエフェクターを使用する事で可能です。リバーブなどは空間を演出するエフェクターは部屋や会場の響きを演出すもので、奥行きだけでなく広さまで疑似的に表現できます。
皆さんの好きな楽曲も「定位」を気にして改めて聴いてみてはいかがでしょう?
新たな発見があるかも??
ただし、スピーカーの配線が左右逆になっていたり、ヘッドホンを左右逆に装着しないように注意です!!
MIXをマンツーマンで学ぶなら
ご自身の曲を聴きながら、定位や音量バランスをどう直せばいいかを一緒に確認できます。東京アキバミュージックスクール(TAMS)では、DAWの操作から作曲・編曲、MIX・マスタリングまで、作りたい曲に合わせてマンツーマンで学べます。
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