レッスンで制作してくれた生徒さんの楽曲。

一番最初から完成までをスクールで一緒に作り上げた作品。

家づくりで言ったら、基礎工事から、いやむしろ木造建築のその木材のこだわりから一緒に始めて、一から土台づくり、骨組み、デザイン、カラー、間取りも決めていったと言ってもいいでしょう。そんな作品たちを、TOKYO AKIBA MUSIC SCのYoutubeチャンネルで公開しています。

サムネイルもこんな感じに仕上げて見つかりやすくしていますので、うっかりYoutubeからアクセスいただくこともあるようです。ありがたや〜〜！

そんなわけで、以前にもご紹介した「Eager to see you」をご紹介。

作曲された村山さんは、ベーシストとして様々なミュージシャンと音楽を共にし、自身で楽曲を作り上げて発表されています。

スクールの中で作成したこの曲は、姉妹校の「東京ボイストレーニングスクール」のオリジナルCDドラマ作品「神様、世界は平等ですか？」のクライマックスシーンのBGMとしても採用させていただきました。

なぜBGM採用に至ったのか。それはまず楽曲のクオリティ。シーンの細かいところをご説明するわけにはいかないのでざっくりとお話しすれば、声優を務める生徒さんたちの演技の一番ピークに至る所と言ってもいい場所。そうなると主張は演技の方に持っていきたい。だけれども、それだけではなく後ろの音楽にも一緒に引っ張ってもらいたい。そうなった時に、目立ちすぎずしっかり支える、まさに縁の下の力持ち的な楽曲が必要だったのです。あ、家づくりとちょっと重ねられました。微笑

ピアノで静かに始まるこの楽曲は、時間が進むにつれて切なく悲しいアンビエントが増えてきます。冷たさを感じるピアノと奥行きを感じさせるアンビエント。その経過の中でハッと時を感じさせるように刻まれるリズム。そして後半にはまた違ったボイシングと人間の声のアンビエントがより不思議さを増してくれる。そんな楽曲が、このドラマのクライマックスにはぴったり合っていたのです。

作ったご本人の解釈と私の解釈はまた違うかもしれませんが、作品に対してチョイスさせていただいた時にはそんな気持ちでした。

という形で、生徒さん作品を続々とアップしていき、、、たいところなのですが、最近はちょっとゆっくりと更新気味www

春に向けて新しい企画も今進行中です。こんな楽曲作ってみよう！というオーダーでどのくらい皆さんが対応できるか。そしてボーカリストが歌ってくれるとどれだけ楽曲が成長できるのか〜！などなど。

楽しめる企画になると思います。これらも動き出したらまたお知らせしますね！

どうぞご期待ください。