「音楽を作れるようになりたい」
そんなとき、まず何から始めますか?
多くの人は、DAWソフトや周辺機材を調べ始めると思います。
- 操作方法を覚えれば曲が作れる
- プラグインを増やせばクオリティが上がる
- 高性能PCがあればプロっぽくなる
そんなふうに思っていませんか?
確かにDTMの機材は現代の音楽制作に欠かせない存在ですが、DAWソフトを覚えることと音楽が作れるようになることはイコールではありません。
- どんな空気感にしたいのか
- どんな感情を表現したいのか
- どんな景色を思い浮かべているのか
音楽制作には、そういった感覚がとても重要です。
DAWソフトやDTM機材は、あくまでそういった創作イメージを形にするためのツールです。
例えばメロディーを作るとします。
メロディーは机の前だけで生まれるわけではありません。
歩いている時やお風呂に入っている時、電車に乗っている時や何気ない瞬間に突然浮かぶこともあります。
鼻歌だけで名曲の原型が生まれることも珍しくありません。
メロディー作りの初動は自分自身であり、その鼻歌や感覚がツールになのです。
更に活用できるツールがボイスメモです。プロの作曲家でも、スマートフォンのボイスメモを活用している人は多いです。
- メロディー
- リズム
- 曲の雰囲気
- 断片的なフレーズ
思いついたら、とりあえず録音しておきましょう。その場で完璧に作ろうとするとアイデアは逃げていきますので、ラフな感じで残しておくと良いでしょう。記録したアイデアは大事な素材です。保存しておくことは、作曲においてとても重要な工程です。
そもそも音楽は、DTMが存在しない時代から作られていました。
昔はテープレコーダーや楽器、楽譜だけで数え切れない名曲が生まれていました。大切なのは機材だけではなく、自分ならではのアイデアです。
最終的には、まとめるためにDAWソフトが必要になると思います。
各DAWソフトによって特徴が異なるためご自身の政策の方向性や環境に合わせて選ぶと良いでしょう。また、楽曲制作、レコーディング、エディット、ミックスなど複数のDAWソフトを目的によって使い分ける考え方もあります。
自分のアイデアをまとめ、音楽を制作しやすい環境づくりが大切だと思います。
最近ではAIによる音楽生成も身近になってきました。
「AIに音楽を作らせるなんて…」
と思う方もいるかもしれませんが、制作ツールの一つとして考えてはいかがでしょうか?
例えば、シティー・ポップを作るとします。今までサブスクやYoutubeで参考曲を探したりしていた工程をAI生成に変えて、リズムや楽器構成を参考にするという使い方もあります。そういった使い方をすることで、AI音楽生成も作曲ツールの1つになるかもしれません。
大切なのはAIに任せることではなく、自分の感性を広げるためにどのように使うかということです。
DTM機材だけではなく、思いついたアイデアも日常の感情も、好きな音楽を聴く時間も全て音楽制作の一部です。DAWソフトは、そのアイデアを自由に形にしてくれるとても心強いツールの一つです。
まずは気軽に音を残すところから始めてみてください。
